概要
耐塵試験は、粉塵雰囲気にコネクタ・電子部品を曝露し、粉塵の浸入および付着による機能への影響を評価する試験です。IP規格の防塵等級(IP5X・IP6X)への適合確認に使用されます。
工場や農業機械、建設機械など粉塵の多い環境で使用される製品は、微細な粉塵がコネクタ内部に浸入することで接触不良や絶縁不良を引き起こすリスクがあります。フォスターでは耐塵試験によりIEC 60529に準拠した粉塵曝露環境を再現し、シール構造や防塵設計の妥当性を定量的に評価します。
耐塵試験の試験内容
- 試験粉塵(タルク・シリカ等)を使用した曝露試験
- IP5X(防塵形)・IP6X(耐塵形)の試験条件
- 曝露後の粉塵浸入量・浸入状況確認
- 曝露後の電気特性(絶縁抵抗・接触抵抗)測定
- IEC 60529等の規格対応
耐塵試験の代表的な試験条件
- 試験粉塵:タルク粉末等、規格に定められた粒径の試験用粉塵を使用
- 曝露時間:規定時間(IP5X/IP6Xで条件が異なる)
- 曝露方法:粉塵チャンバー内での連続曝露、または気流を伴う曝露
- 判定基準:粉塵浸入量、試験後の電気特性・機能維持
目的
- IP防塵等級(IP5X・IP6X)への適合確認
- 粉塵環境(工場・農業機械・建設機械等)での信頼性評価
- シール設計の防塵性能検証
- 規格認証取得のための試験
耐塵試験の対象となる製品・部材
- コネクタ・防塵コネクタ
- 電子制御ユニット(ECU)
- センサー・スイッチ類
- 農業機械・建設機械用電装部品
- 屋外設置機器・産業機器部品
ご依頼から試験実施までの流れ
- お問い合わせ・ヒアリング
試験品仕様・試験条件・判定基準をご確認します。 - お見積り・試験計画提案
最適な試験方法と費用をご提示します。 - 試験実施
15年以上の実績を持つ専門スタッフが正確に実施します。 - レポート納品
測定データ・グラフ・写真を含む試験報告書を納品します。
料金体系
試験等級・サンプル数によって異なります。詳細はお問い合わせください。
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よくある質問(FAQ)
Q. この試験の費用はいくらですか?
費用は試験粉塵の種類・曝露時間・サンプル数量によって異なります。詳細はお問い合わせフォームまたはお電話にてお気軽にご相談ください。
Q. 試験の所要時間はどのくらいですか?
曝露時間や評価項目数によって異なりますが、目安として数日程度です。お急ぎのご依頼にも可能な範囲で対応いたしますのでご相談ください。
Q. どのような規格に対応していますか?
JIS規格をはじめ、IEC・MIL等の各種規格に対応しています。ご依頼時に対応規格をお知らせください。
Q. 試験結果はどのような形式で受け取れますか?
試験成績書(レポート)として発行いたします。必要に応じてPDFまたは紙での納品が可能です。
Q. 依頼方法を教えてください。
当サイトのお問い合わせフォームまたはお電話(平日9:00〜17:00)にてご相談ください。サンプル送付先や詳細な試験条件についてご案内いたします。
Q. IP5XとIP6Xの違いは何ですか?
IP5X(防塵形)は機器の正常な動作を妨げる量の粉塵浸入を防止するレベル、IP6X(耐塵形)は粉塵の浸入を完全に防止するレベルです。IP6Xの方がより厳しい試験条件となります。お客様の求める等級に応じて試験条件を設定いたします。
Q. 耐塵試験と防水試験(IPX試験)を組み合わせて評価できますか?
はい、可能です。IP規格ではIP5X/IP6X(防塵)とIPX等級(防水)を組み合わせた総合的な等級評価(例:IP67等)にも対応しております。
