JASO D 609とは
JASO D 609とは、自動車用電線の電流容量(許容電流)を規定したJASO規格です。
本規格では、自動車用電線の許容電流の求め方、電線を束ねて使用した場合の電流低減係数、および限界過電流の求め方について規定しています。
電線の発熱や絶縁体の劣化を防ぎ、安全かつ信頼性の高いワイヤハーネス設計を行うための重要な基準です。
対象はJASO D 611、JASO D 603、JASO D 624などで規定される自動車用電線です。
株式会社フォスターでは、JASO D 609に関連する電線・ワイヤハーネスの評価試験を受託しています。
JASO D 609の目的
JASO D 609は、自動車用低圧電線について、適切な電流容量を定めることで、安全性や耐久性を確保することを目的としています。
主な目的は以下のとおりです。
- 電線の過熱防止
- 電線サイズの適正化
- 車両火災リスクの低減
- 電気性能の維持
- ワイヤーハーネスの信頼性向上
- 設計基準の統一
適用対象
主な適応対象は以下のとおりです。
- 自動車用低圧電線
- 自動車用高圧電線
- ワイヤハーネス用電線
- ECU接続用配線
- センサ用配線
- アクチュエータ用配線
- 多心ケーブルを構成する電線

主な規定内容
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 適用対象 | 自動車用低圧電線 |
| 電流容量 | 電線サイズごとの許容電流 |
| 温度条件 | 周囲温度を考慮した電流容量 |
| 電線サイズ | 導体断面積ごとの基準 |
| 設計条件 | 安全率を考慮した選定 |
| 使用環境 | 車両内での使用条件 |
JASO D 609が重要な理由
電線の断面積が小さい状態で大きな電流を流すと、ジュール熱によって温度が上昇します。
温度が高くなることで、
- 被覆の熱劣化
- 絶縁性能の低下
- 導体抵抗の増加
- 電圧降下の増大
- ワイヤーハーネス寿命の低下
などの問題につながる可能性があります。
JASO D 609は、このようなリスクを防ぐための重要な設計基準です。
株式会社フォスターの関連受託試験
株式会社フォスターでは、JASO D 609に関連する評価試験を受託しています。
対応可能な試験例
試験条件は、お客様仕様やメーカー規格にも対応しています。
関連規格
- JASO D 611
- JASO D 616
- JASO D 618
- JASO D 624
- JIS C 3406
JASO D 609に関連するコネクタ評価試験設備例
- 直流安定化電源
- 大電流通電試験装置
- 温度測定装置
- 恒温恒湿試験機
- データロガー
ご依頼から試験実施までの流れ
- お問い合わせ・ヒアリング
試験品仕様・試験条件・判定基準をご確認します。 - お見積り・試験計画提案
最適な試験方法と費用をご提示します。 - 試験実施
20年以上の実績を持つ専門スタッフが正確に実施します。 - レポート納品
測定データ・グラフ・写真を含む試験報告書を納品します。
料金体系
基本料金:要お見積り(試験数量・コネクタ仕様により異なります)
関連する試験
よくある質問(FAQ)
Q. この試験の費用はいくらですか?
費用はサンプルの種類・数量・試験条件によって異なります。詳細はお問い合わせフォームまたはお電話にてお気軽にご相談ください。
Q. 試験の所要時間はどのくらいですか?
試験内容やサンプルの状態によって異なります。お見積り時に目安の納期をご案内いたします。
Q. どのような規格に対応していますか?
JASO D 609をはじめ、JASO D 611・JASO D 618等の各種規格に対応しています。ご依頼時に対応規格をお知らせください。
Q. 依頼方法を教えてください。
当サイトのお問い合わせフォームまたはお電話(平日9:00〜17:00)にてご相談ください。サンプル送付先や詳細な試験条件についてご案内いたします。
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株式会社フォスターについて
株式会社フォスターは、自動車部品(コネクタ・ワイヤーハーネス・圧着端子)を中心とした受託試験・信頼性評価を行っております。 環境試験、電気特性試験、機械的特性試験、不具合解析など幅広い評価に対応し、お客様の開発・品質保証をサポートいたします。
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技術担当者が目的や条件を確認し、最適な試験方法をご提案いたします。


