低電圧電流抵抗・接触抵抗 / 電圧降下・抵抗測定

低電圧電流抵抗・接触抵抗測定の受託試験。自動車コネクタ・端子の接触抵抗を四端子法で専門測定。JASO D014・IEC規格対応、三重県フォスターが全国から受託。見積り無料。

抵抗測定システム

公開日: 2026年5月27日 / 最終更新日: 2026年6月1日

概要

接触抵抗(せっしょくていこう)とは、スイッチ、コネクタ、リレーなどの「電線と電線(端子)が接触するつなぎ目」に発生する電気抵抗のことです。

電圧降下(でんあつこうか)とは、電気回路に電流が流れるときに、通り道にある抵抗によって電圧が下がってしまう(失われる)現象です。

内容としては、どれも同じく電気抵抗の測定となります。

規格

  • JIS C 5402-2-1 / 2-2(電子機器用コネクタ試験方法)
  • JIS C 5415
  • JASO D 616 / D622
  • IEC 60512-2-1 / 2-2
  • MIL-STD-202(Method 307)
  • 各 自動車 メーカー規格       など

詳細

篏合されたコネクタの「オス側電線」と「メス側電線」のように、測定したい接点を挟み込む形で4本のリード(または専用の4端子プローブ)にて、計測します

微小な抵抗を正確に測るため、基本的には「4端子測定法(ケルビン接続)」にて、測定しております。

接点抵抗のみを測定したい場合は、別途、換算用の電線や端子など現物を測定し、

上記測定結果から換算いたします。

  • 抵抗測定 開放時20±5 mV 短絡時10±0.5mA  
  • 開放時12±1 V 短絡時1±0.05A    など

目的

電気のつなぎ目(接点)が正常につながっているかを確認し、「発熱による火災」や「機器の動作不良(トラブル)」を未然に防ぐこと
「噛み合わせの健全性」と「長期的な信頼性」を評価・保証することにあります。

注意事項

耐久試験の場合、試験槽から取り出して、製品が室温(20℃〜25℃)に完全に馴染んでから測定を行います。

前後評価

抵抗測定は評価項目として実施されますので、耐久試験や他評価項目と組み合わせて実施します。

コネクタでは、ほぼ全ての耐久で確認される基本の評価です。

  • ほぼ全ての耐久試験にてシーケンスの中で確認
  • 絶縁抵抗、耐電圧測定   ・・・など

ご依頼から試験実施までの流れ

  1. お問い合わせ・ヒアリング
    対象製品の仕様(極数、サイズ、ピッチなど)や、ご希望の試験規格(JASO D 616など)をお伺いします。
  2. 試験計画のご提案・お見積り
    必要な治具(ジグ)の手配や、スケジュールを含めた最適な試験プランをご提示します。
  3. 試験実施
    15年以上の実績を持つ専門スタッフが、正確な条件で試験を執り行います。
  4. データ集計・レポート納品
    測定データ、グラフ、外観写真などをまとめた試験報告書を速やかに納品いたします。ご希望のフォーマットがあれば、お送りください。そちらに合わせ作成いたします

リードタイム

即日実施可能です

Q&A

Q1. 車載コネクタの測定で、なぜ試験「直後」に測ってはいけないのですか?
A1.温度によって金属の抵抗値が変わり、正しい判定ができないためです。
金属には温度が上がると抵抗値が高くなる性質(温度係数)があります。高温試験や冷熱サイクル試験の直後、製品がまだ熱い(または冷たい)状態で測定すると、正確なデータが取れません。試験槽から取り出した後は、必ず室温(20℃〜25℃)に完全に馴染ませてから測定を行ってください。


Q2. 合否判定の基準(規格)はどのように考えればよいですか?
A2. 新品時の「初期値」だけでなく、試験前後の「変化量(ΔR)」で判定するのが一般的です。
車載部品などの厳しい規格(JASOやUSCARなど)では、初期値が数mΩ以下で合格なのはもちろんのこと、耐久試験(振動や熱衝撃など)を行った後に「抵抗値がどれだけ増えたか(例:初期値+10mΩ以内など)」という変化量(ΔR)を重視して合否を判定します [JASO D616]。


Q3. 測定値が安定せず、数値がふらつく原因は何ですか?
A3. 主に「手の振動」や「接触位置のズレ」、または「環境ノイズ」が原因です。
手でプローブ(針)を端子に押し付ける力が変わると、接触圧が変わって抵抗値が変動します。また、端子を挟む位置がミリ単位でズレるだけでも、金属自体の抵抗(バルク抵抗)が加算されて数値が変わります。測定値を安定させるには、コネクタやプローブを専用の治具(ジグ)でしっかりと固定して測定することが推奨されます。

料金体系

  • 基本料金 :1000円~(税抜き) (作業実施のみ)
  • 報告書、データが必要な場合は、別途ご相談ください
  • 治具制作はオプションとなります。別途、期間も必要な為、ご相談ください

抵抗測定に関するご相談・お見積りはこちら

「急ぎで不具合の原因調査を行いたい」「治具の作製から丸投げしたい」など、柔軟に対応いたします。まずはお気軽にお問い合わせください。


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よくある質問(FAQ)

Q. この試験の費用はいくらですか?

費用はサンプルの種類・数量・試験条件によって異なります。詳細はお問い合わせフォームまたはお電話にてお気軽にご相談ください。

Q. 試験の所要時間はどのくらいですか?

試験内容やサンプルの状態によって異なります。お見積り時に目安の納期をご案内いたします。

Q. どのような規格に対応していますか?

JIS規格をはじめ、IEC・MIL等の各種規格に対応しています。ご依頼時に対応規格をお知らせください。

Q. 試験結果はどのような形式で受け取れますか?

試験成績書(レポート)として発行いたします。必要に応じてPDFまたは紙での納品が可能です。

Q. 依頼方法を教えてください。

当サイトのお問い合わせフォームまたはお電話(平日9:00〜17:00)にてご相談ください。サンプル送付先や詳細な試験条件についてご案内いたします。


株式会社フォスターについて

株式会社フォスターは、20年以上にわたりコネクタ評価・環境試験・信頼性評価に携わり、自動車・電子部品分野を中心とした受託試験を行っています。本ページは、20年以上にわたる受託試験の実績と技術的知見をもとに作成しています。