耐電圧試験

耐電圧試験の受託・委託。コネクタ・端子の耐電圧(絶縁破壊電圧)を専門測定。JASO D014・IEC規格準拠、自動車部品の評価ならフォスター。全国対応。

HIOKI 3153 自動絶縁耐圧試験機による測定画面

耐電圧試験とは

耐電圧試験とは、コネクタの端子間や端子とハウジング間に規定の試験電圧を一定時間印加し、絶縁破壊や異常放電が発生しないことを確認する試験です。
自動車用コネクタや電子部品では、異なる回路間や導電部と外部との十分な絶縁性能が求められます。
耐電圧試験は、通常使用時よりも高い電圧を印加することで、絶縁材料や構造の安全性を評価する重要な電気特性試験です。

株式会社フォスターでは、自動車用コネクタ・ワイヤーハーネス・端子を対象とした各種信頼性評価試験を実施しています。
本ページは、コネクタの電気特性評価に携わってきた経験をもとに、耐電圧試験の目的や試験方法、評価ポイントについて解説しています。試作品の性能確認から量産品の品質保証、不具合解析まで幅広く対応しています。

耐電圧試験の目的

耐電圧試験では、コネクタの絶縁耐力を確認し、安全性を評価します。
主な評価目的は以下のとおりです。

  • 絶縁耐力の確認
  • 絶縁破壊の有無の確認
  • 漏れ電流の確認
  • 絶縁材料の評価
  • 環境試験後の性能確認
  • 設計変更前後の比較評価
  • 品質保証・量産管理

評価項目

評価項目内容
試験電圧規定の印加電圧
印加時間規定時間の電圧保持
漏れ電流印加中の漏れ電流
絶縁破壊絶縁破壊・フラッシオーバーの有無
外観確認試験後の変形・損傷の有無

試験方法

試験対象の端子間、または端子とハウジング間に規定の交流電圧または直流電圧を一定時間印加します。
試験中は漏れ電流を監視し、絶縁破壊やアーク放電、フラッシオーバーが発生しないことを確認します。
試験条件は製品仕様や規格によって異なり、印加電圧、昇圧速度、保持時間、漏れ電流の判定値などを設定して実施します。
また、お客様のご要望に応じて、

  • 常温試験
  • 高温保持後
  • 温湿度試験後
  • 温度サイクル試験後
  • 塩水噴霧試験後
  • 防水試験後

など、環境試験後の耐電圧評価にも対応しています。

HIOKI 3153 自動絶縁耐圧試験機による測定画面
絶縁抵抗・耐電圧試験に使用するHIOKI 3153自動絶縁耐圧試験機
コネクタに接続された絶縁抵抗測定用の黒・赤テストリード
絶縁抵抗測定のためのテストリード接続例

試験結果から分かること

耐電圧試験では、絶縁破壊や漏れ電流の有無から、コネクタの絶縁性能や設計上の問題を確認できます。
例えば、以下のような異常を把握できます。

  • 絶縁破壊
  • アーク放電
  • フラッシオーバー
  • 漏れ電流の増加
  • 樹脂の劣化
  • 水分の浸入
  • 異物の付着
  • 成形不良
  • シール性能の低下

耐電圧性能に影響する主な要因

要因影響内容
樹脂材質絶縁耐力を左右する
沿面距離・空間距離放電の発生しやすさに影響
温度高温で絶縁性能が低下する場合がある
湿度吸湿による絶縁耐力低下
汚れ・異物漏れ電流や放電の原因
防水性能水分浸入による絶縁低下
経年劣化材料特性の変化

対応規格

株式会社フォスターでは、お客様仕様や各種規格に基づいた耐電圧試験に対応しています。

  • JASO D616
  • IEC 60512
  • USCAR-2
  • JIS C 5402
  • 自動車メーカー社内規格
  • コネクタメーカー社内規格
  • お客様指定試験条件

※印加電圧、保持時間、漏れ電流の判定基準は適用規格やお客様仕様に応じて設定します。

株式会社フォスターの耐電圧試験サービス

株式会社フォスターでは、自動車用コネクタを中心に、耐電圧試験を受託しています。耐電圧試験機を用いて端子間や端子とハウジング間へ規定電圧を印加し、絶縁破壊や漏れ電流の有無を高精度に評価します。
JASO D616、IEC 60512、USCAR-2、JIS C 5402などの規格やお客様仕様に対応し、環境試験後の評価や不具合解析まで幅広くサポートいたします。

ご依頼から試験実施までの流れ

  1. お問い合わせ・ヒアリング
    試験品仕様・試験条件・判定基準をご確認します。
  2. お見積り・試験計画提案
    最適な試験方法と費用をご提示します。
  3. 試験実施
    20年以上の実績を持つ専門スタッフが正確に実施します。
  4. レポート納品
    測定データ・グラフ・写真を含む試験報告書を納品します。

料金体系

基本料金:要お見積り(試験数量・試験電圧・規格により異なります)


関連する試験


よくある質問(FAQ)

Q. この試験の費用はいくらですか?

費用はサンプルの種類・数量・試験条件によって異なります。詳細はお問い合わせフォームまたはお電話にてお気軽にご相談ください。

Q. 試験の所要時間はどのくらいですか?

試験内容やサンプルの状態によって異なります。お見積り時に目安の納期をご案内いたします。

Q. どのような規格に対応していますか?

JIS規格をはじめ、IEC・MIL等の各種規格に対応しています。ご依頼時に対応規格をお知らせください。

Q. 試験結果はどのような形式で受け取れますか?

試験成績書(レポート)として発行いたします。必要に応じてPDFまたは紙での納品が可能です。

Q. 依頼方法を教えてください。

当サイトのお問い合わせフォームまたはお電話(平日9:00〜17:00)にてご相談ください。サンプル送付先や詳細な試験条件についてご案内いたします。

関連する試験


コネクタ評価試験

コネクタ評価試験

  • ・接触抵抗評価
  • ・挿入力・抜去力試験
  • ・環境・耐久試験
詳しく見る →
端子圧着部評価

端子圧着部評価

  • ・圧着断面観察
  • ・引張強度評価
  • ・圧着状態確認
詳しく見る →
コネクタ不具合解析

コネクタ不具合解析

  • ・接触不良解析
  • ・破損原因調査
  • ・腐食解析
詳しく見る →

株式会社フォスターについて

株式会社フォスターは、自動車部品(コネクタ・ワイヤーハーネス・圧着端子)を中心とした受託試験・信頼性評価を行っております。 環境試験、電気特性試験、機械的特性試験、不具合解析など幅広い評価に対応し、お客様の開発・品質保証をサポートいたします。

まずはお気軽にご相談ください

試験内容や評価方法が決まっていない段階でもご相談いただけます。
技術担当者が目的や条件を確認し、最適な試験方法をご提案いたします。

試験方法から相談可能 技術者が直接対応 コネクタ評価に対応 秘密保持対応