概要
JASO D 620とは、自動車用ワイヤリングハーネスのコネクタや、それに接続される電子ユニット、スイッチ、センサ、アクチュエータなどに使用される**電気・電子コネクタ用銅合金条(銅合金ストリップ)**の要求事項を規定したJASO規格です。JISで規定されている銅合金材料は適用対象外とされています。
コネクタ端子に使用される銅合金には、高い導電性だけでなく、ばね性、強度、耐応力緩和性、加工性などが求められます。JASO D 620は、これらの材料品質を統一し、自動車用コネクタの信頼性向上を目的とした規格です。
株式会社フォスターでは、JASO D 620に関連するコネクタや端子材料の評価試験を受託しています。
適用対象
JASO D 620は、主に以下のような部品に使用される銅合金材料を対象としています。
- ワイヤハーネス用コネクタ端子
- ECU接続用コネクタ端子
- センサ用コネクタ端子
- スイッチ用コネクタ端子
- アクチュエータ用コネクタ端子
- リレー端子
- プレスフィット端子
- 高電流コネクタ端子
主な試験項目
| 試験項目 | 概要 |
|---|---|
| 外観検査 | 表面傷、割れ、変形などを確認します。 |
| 引張試験 | 引張強さや耐力を評価します。 |
| 硬さ試験 | 材料硬さを評価します。 |
| 導電率測定 | 電気伝導性能を評価します。 |
| 曲げ試験 | 曲げ加工時の健全性を確認します。 |
| 応力緩和試験 | 長期間使用時のばね特性維持を評価します。 |
関連規格
- JASO D 605(自動車用コネクタ)
- JASO D 616(ワイヤハーネスコネクタ試験方法・一般性能要件)
- JIS H 3100(銅及び銅合金の板及び条)
- JIS H 3130(ばね用ベリリウム銅・りん青銅などの板及び条)
JASO D 620に関連するコネクタ評価試験設備例
- 万能材料試験機
- ビッカース硬さ試験機
- 導電率測定器
- マイクロオームメータ
- 金属顕微鏡
ご依頼から試験実施までの流れ
- お問い合わせ・ヒアリング
試験品仕様・試験条件・判定基準をご確認します。 - お見積り・試験計画提案
最適な試験方法と費用をご提示します。 - 試験実施
20年以上の実績を持つ専門スタッフが正確に実施します。 - レポート納品
測定データ・グラフ・写真を含む試験報告書を納品します。
料金体系
基本料金:要お見積り(試験数量・コネクタ仕様により異なります)
関連する試験
よくある質問(FAQ)
Q. この試験の費用はいくらですか?
費用はサンプルの種類・数量・試験条件によって異なります。詳細はお問い合わせフォームまたはお電話にてお気軽にご相談ください。
Q. 試験の所要時間はどのくらいですか?
試験内容やサンプルの状態によって異なります。お見積り時に目安の納期をご案内いたします。
Q. どのような規格に対応していますか?
JASO D 620をはじめ、JIS D 5403・JASO D 616等の各種規格に対応しています。ご依頼時に対応規格をお知らせください。
Q. 依頼方法を教えてください。
当サイトのお問い合わせフォームまたはお電話(平日9:00〜17:00)にてご相談ください。サンプル送付先や詳細な試験条件についてご案内いたします。
株式会社フォスターについて
株式会社フォスターは、20年以上にわたりコネクタ評価・環境試験・信頼性評価に携わり、自動車・電子部品分野を中心とした受託試験を行っています。本ページは、20年以上にわたる受託試験の実績と技術的知見をもとに作成しています。
