概要
高圧洗浄試験は、コネクタ・電子部品に高圧水流を噴射し、防水・防塵性能を評価する試験です。車両洗車・産業機器のメンテナンス洗浄環境を模擬し、IP規格への適合を確認します。
自動車は納車後、洗車機やセルフ洗車場での高圧洗浄機による洗浄を繰り返し受けます。一般的な散水試験より高い水圧・近距離からの噴射を受けるコネクタ接続部やエンジンルーム内部品では、シール部の隙間から水が浸入し、絶縁不良や腐食の原因となることがあります。高圧洗浄試験ではこうした実使用シーンを再現し、シール設計・組付け精度の妥当性を検証します。
高圧洗浄試験の試験内容
- 高圧噴流(水圧・流量・距離・噴射角度指定)
- 各方向からの噴射試験
- 噴射後の外観・水浸入確認
- 噴射後の電気特性(絶縁抵抗・導通)測定
- IPX5・IPX6等の規格対応
高圧洗浄試験の代表的な試験条件
- 水圧:IPX5は12.5L/分、IPX6は100L/分程度の規定水量
- 噴射距離:3m程度、規格に応じて設定
- 噴射時間:全方向で規定時間(例:1㎡あたり1分)
- 噴射角度:垂直・水平・斜め方向からの多方向試験
目的
- 洗車・高圧洗浄環境での防水性能確認
- IP規格(IPX5・IPX6等)への適合確認
- シール設計の妥当性検証
- 車載・産業用機器の防水信頼性評価
高圧洗浄試験の対象となる製品・部材
- エンジンルーム搭載コネクタ・センサー
- 車体下部・足回り部品のコネクタ
- 屋外設置の産業用電装機器
- シール構造を持つ防水コネクタ
- 洗浄機を用いてメンテナンスされる機器
ご依頼から試験実施までの流れ
- お問い合わせ・ヒアリング
試験品仕様・試験条件・判定基準をご確認します。 - お見積り・試験計画提案
最適な試験方法と費用をご提示します。 - 試験実施
15年以上の実績を持つ専門スタッフが正確に実施します。 - レポート納品
測定データ・グラフ・写真を含む試験報告書を納品します。
料金体系
試験条件・サンプル数によって異なります。詳細はお問い合わせください。
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よくある質問(FAQ)
Q. この試験の費用はいくらですか?
高圧洗浄試験の費用は、対象規格(IPX5/IPX6)やサンプル数量によって異なります。詳細はお問い合わせフォームまたはお電話にてお気軽にご相談ください。
Q. 試験の所要時間はどのくらいですか?
規定方向・時間の噴射試験のため、比較的短期間で実施可能です。お見積り時に目安の納期をご案内いたします。
Q. どのような規格に対応していますか?
JIS規格をはじめ、IEC・MIL等の各種規格に対応しています。ご依頼時に対応規格をお知らせください。
Q. 試験結果はどのような形式で受け取れますか?
試験成績書(レポート)として発行いたします。必要に応じてPDFまたは紙での納品が可能です。
Q. 依頼方法を教えてください。
当サイトのお問い合わせフォームまたはお電話(平日9:00〜17:00)にてご相談ください。サンプル送付先や詳細な試験条件についてご案内いたします。
Q. IPX試験(散水試験)との違いは何ですか?
IPX試験はIPX1〜IPX8まで幅広い防水等級に対応する試験の総称で、水圧の低い滴下・散水も含みます。高圧洗浄試験はその中でもIPX5・IPX6に相当する高圧水流条件に特化し、実際の洗車機環境をより忠実に再現します。
Q. セルフ洗車場の高圧洗浄機を想定した試験は可能ですか?
はい、市販の高圧洗浄機に近い水圧・距離条件での試験にも対応可能です。IPX5・IPX6の規格条件に加え、お客様が想定する実使用条件でのカスタム試験もご相談いただけます。
