概要
塩水噴霧試験(塩水凍結試験を含む)は、塩水噴霧環境または塩水凍結環境にサンプルを曝露し、耐腐食性・耐塩害性を評価する試験です。沿岸地域・寒冷地・除雪剤使用環境での使用に対する信頼性を確認します。
自動車用コネクタや金属部品は、沿岸部の潮風や積雪地域での融雪剤(塩化カルシウム等)散布により、塩化物イオンによる腐食リスクにさらされます。塩水噴霧試験ではこうした実環境を再現し、メッキ・塗装・表面処理の耐食性能を短期間で評価することで、防錆設計の妥当性を検証できます。
株式会社フォスターは自社で試験設備を保有せず、複数の提携試験所とのネットワークを活かして試験業務を受託する専門会社です。案件ごとに最適な試験所を選定できるため、複数試験所からの相見積り取得や、ご希望の日程に合わせた柔軟な試験所手配が可能です。設備を1社に固定する場合と比べ、コスト・納期の両面でお客様に有利な選択肢をご提案できます。
塩水噴霧試験の試験内容
- 中性塩水噴霧試験(NSS:5%NaCl溶液)
- 酢酸塩水噴霧試験(AASS)
- 銅加速酢酸塩水噴霧試験(CASS)
- 塩水凍結試験(塩水浸漬+低温凍結)
- JIS Z 2371・ISO 9227等の規格対応
塩水噴霧試験の代表的な試験条件
- NSS(中性塩水噴霧):5%NaCl溶液、35℃、規定時間噴霧
- AASS/CASS:酢酸添加・銅加速による促進試験
- 塩水凍結試験:塩水浸漬後に低温環境で凍結サイクル
- 試験時間:24時間〜1000時間超まで、規格・製品仕様に応じて設定(例:8/16/24/48/96/240/480/500/720/1000時間など)
- 試験所の選定:仕様・規格に応じて最適な提携試験所を手配(複数試験所からの相見積りが可能)
目的
- 耐塩害性・耐腐食性の確認(沿岸・寒冷地使用)
- メッキ・塗装・表面処理の耐食性評価
- 除雪剤散布環境での信頼性確認
- 規格認証のための試験
塩水噴霧試験の対象となる製品・部材
- 自動車用コネクタ・端子(メッキ表面)
- 金属筐体・ボルト・ブラケット等の締結部品
- 塗装部品・防錆処理部品
- 寒冷地・積雪地域向け車載部品
- 沿岸地域向け屋外設置機器
ご依頼から試験実施までの流れ
- お問い合わせ・ヒアリング
試験品仕様・試験条件・判定基準をご確認します。 - お見積り・試験計画提案
複数の提携試験所から比較見積りを取得し、最適な試験方法と費用をご提示します。 - 試験実施
15年以上の実績を持つ専門スタッフが、提携試験所と連携して正確に実施します。 - レポート納品
測定データ・グラフ・写真を含む試験報告書を納品します。
料金体系
試験規格・曝露時間・サンプル数によって異なります。複数試験所からの相見積りにも対応しますので、詳細はお問い合わせください。
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よくある質問(FAQ)
Q. この試験の費用はいくらですか?
塩水噴霧試験の費用は、試験種類(NSS/AASS/CASS/塩水凍結)や試験時間によって異なります。詳細はお問い合わせフォームまたはお電話にてお気軽にご相談ください。
Q. 試験の所要時間はどのくらいですか?
試験時間は規格・製品仕様により24時間〜1000時間超まで幅があり、これに加えて評価・報告書作成の期間が必要です。お見積り時に目安の納期をご案内いたします。
Q. どのような規格に対応していますか?
JIS規格をはじめ、IEC・MIL等の各種規格に対応しています。ご依頼時に対応規格をお知らせください。
Q. 試験結果はどのような形式で受け取れますか?
試験成績書(レポート)として発行いたします。必要に応じてPDFまたは紙での納品が可能です。
Q. 依頼方法を教えてください。
当サイトのお問い合わせフォームまたはお電話(平日9:00〜17:00)にてご相談ください。サンプル送付先や詳細な試験条件についてご案内いたします。
Q. CCT試験と塩水噴霧試験はどちらを選べばよいですか?
短期間でのスクリーニングには塩水噴霧試験、実環境により近い腐食挙動の評価にはCCT試験が適しています。自動車OEM各社の規格ではCCT試験の実施を求められることが多く、量産部品の腐食評価にはCCT試験を推奨いたします。
Q. 塩水凍結試験はどのような場合に必要ですか?
積雪地域で使用される車両部品など、融雪剤(塩化カルシウム等)を含んだ水分が凍結・融解を繰り返す環境を想定する場合に有効です。塩水噴霧単独よりも実使用環境に近い腐食評価が可能です。
Q. 御社で試験設備を保有していますか?
自社では試験設備を保有せず、複数の提携試験所とのネットワークを活かして試験業務を受託しております。案件ごとに最適な試験所を手配するため、複数試験所からの相見積り取得や、ご希望日程に合わせた柔軟なスケジュール調整が可能です。
