耐化学薬品性試験 / 耐油試験

耐化学薬品性試験・耐油試験の受託・委託。コネクタ・樹脂部品の耐薬品・耐油性を専門評価。JASO D014準拠、自動車部品の化学的信頼性評価なら三重県フォスター。見積り無料。

薬品例

公開日: 2026年5月26日 / 最終更新日: 2026年5月26日

概要

コネクタが各薬品類に対して耐性があるか確認します

規格

  • ISO 16750-5: 自動車用電気・電子機器の環境条件および試験規格(第5部:化学負荷)
  • JASO D 014-5: 日本自動車規格。自動車用電子機器の環境試験通則(化学負荷)
  • JASO M 312: プラスチック成形部品の試験方法
  • 各自動車メーカー規格: トヨタ(TSM)、日産(NES)、ホンダ(HES)など、各社が独自に定める基準
  • LV214: PG22:耐薬品性・耐油性試験などのシーケンス
  • USCAR-2: Fluid Resistance       など

詳細

コネクタを篏合または非篏合状態にて、各種薬品を塗布します

塗布方法には、スプレー(吹付け)、刷毛塗り、浸漬など薬品種や、指示により様々な方法によります

塗布後、恒温槽に投入し温度の負荷を与えて変化を促進させます

目的


本試験は、車載コネクタが車両のライフサイクルを通じて遭遇する各種油脂類や化学物質(薬品)に曝露(ばくろ)された際、物理的・電気的・機械的な性能を維持できるかを評価し、市場における製品の信頼性と安全性を保証することを目的とします。

注意事項

  • 熱処理(エージング)が必要な場合、車載位置等により、温度条件が様々御座います。ご確認の上、お知らせ下さい
  • 別途、上記【重要】お知らせをご確認ください。一部薬品で、入手困難な物が発生しております。御支給可能な場合はお知らせ下さい

前後評価

耐薬品性試験は耐久試験として実施されますので、前後で性能試験、いくらかの評価項目と組み合わせて実施します

  • 外観評価: ひび割れ(クラック)、膨潤(ふくらみ)、溶解、変色、光沢度(グロス)の変化
  • 寸法・重量変化: 薬品の吸収による体積・重量の増加、あるいは成分の溶出による減少の測定
  • 機械的物性変化: 引張強度、伸び率、硬度、曲げ弾性率などの変化を測定
  • 機能・電気特性: コネクタ等の電子部品における「絶縁抵抗の低下」や「接触不良」の有無の確認
  • 防水コネクタにおいては、シール性試験    など

ご依頼から試験実施までの流れ

  1. お問い合わせ・ヒアリング
    対象製品の仕様(極数、サイズ、ピッチなど)や、ご希望の試験規格(JASO D 616など)をお伺いします。
  2. 試験計画のご提案・お見積り
    必要な治具(ジグ)の手配や、スケジュールを含めた最適な試験プランをご提示します。
  3. 試験実施
    15年以上の実績を持つ専門スタッフが、正確な条件で試験を執り行います。
  4. データ集計・レポート納品
    測定データ、グラフ、外観写真などをまとめた試験報告書を速やかに納品いたします。

リードタイム

保有在庫の薬品類に関しては、最速、お問い合わせの当日実施する事も可能です

薬品手配の都合で、2週間~1カ月ほど試験開始前に時間を要する場合があります

Q&A

Q1. 図面や仕様書で「化学負荷試験」「耐ケミカル性試験」と書かれているものは、耐薬品性試験と同じですか?

A1.はい、同じ意味です。 ISO 16750-5やJASO D 014-5などの公的規格では「化学負荷(Chemical load)」という表現が使われます。メーカーや素材分野によっては「耐ケミカル性」「耐溶剤性」と呼ぶこともありますが、すべて薬品に対する耐久性を評価する試験を指します。

Q2. 試験方法として「浸漬(どぶ漬け)」と「塗布・スプレー」のどちらを採用すべきですか?

A2. 基本的には公的規格(ISO 16750-5等)やOEM基準に従いますが、「塗布(またはスプレー)」が一般的です。

Q3:すべての試験液で、同じ温度・時間を適用して試験しますか?
A3:いいえ、液体の性質(揮発性や危険性)によって温度と時間は細かく分かれています。

  • 揮発性・引火性の高い液(ガソリン、IPAなど):室温(約23℃)での浸漬や、比較的低い温度で短時間の乾燥・保管を行います。
  • 高粘度・高沸点の油脂(エンジンオイル、ATFなど):コネクタの設置クラスに応じた高温(例:100℃〜150℃)で、数十時間〜数百時間のエージングを行います。

料金体系

  • 基本料金 :1万5000円~  追加内容・試験内容による
  • 基本料金は、薬品購入、試験の実施、報告書のご提出、薬品廃棄、サンプルの返却を含む
  • 薬品の使用量、薬品の価格、温度負荷の条件により変更あり

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様々な事情から「社内での実施が難しい」「一緒に外観検査もお願いしたい」など、柔軟に対応いたします。まずはお気軽にお問い合わせください。


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よくある質問(FAQ)

Q. この試験の費用はいくらですか?

費用はサンプルの種類・数量・試験条件によって異なります。詳細はお問い合わせフォームまたはお電話にてお気軽にご相談ください。

Q. 試験の所要時間はどのくらいですか?

試験内容やサンプルの状態によって異なります。お見積り時に目安の納期をご案内いたします。

Q. どのような規格に対応していますか?

JIS規格をはじめ、IEC・MIL等の各種規格に対応しています。ご依頼時に対応規格をお知らせください。

Q. 試験結果はどのような形式で受け取れますか?

試験成績書(レポート)として発行いたします。必要に応じてPDFまたは紙での納品が可能です。

Q. 依頼方法を教えてください。

当サイトのお問い合わせフォームまたはお電話(平日9:00〜17:00)にてご相談ください。サンプル送付先や詳細な試験条件についてご案内いたします。


株式会社フォスターについて

株式会社フォスターは、20年以上にわたりコネクタ評価・環境試験・信頼性評価に携わり、自動車・電子部品分野を中心とした受託試験を行っています。本ページは、20年以上にわたる受託試験の実績と技術的知見をもとに作成しています。