概要
恒温恒湿試験は、一定の温度・湿度環境にサンプルを長時間保持し、高温高湿による絶縁劣化・腐食・材料変化等を評価する試験です。定常環境での加速信頼性評価に広く使用されます。
コネクタや電子部品は、高温多湿環境に長期間さらされると絶縁抵抗の低下や端子の腐食が進行し、接触不良や絶縁不良につながることがあります。フォスターでは恒温恒湿試験により85℃/85%RH等の厳しい環境条件を再現し、材料や表面処理の耐湿信頼性を定量的に評価します。
恒温恒湿試験の試験内容
- 規定温度・湿度(例:85℃/85%RH)での長時間保持試験
- 保持中・保持後の電気特性(絶縁抵抗・接触抵抗)測定
- 保持後の機械的特性変化確認
- 外観観察(腐食・変色・変形)
- IEC 60068-2-78・JASO等の規格対応
恒温恒湿試験の代表的な試験条件
- 温度・湿度条件:60℃/90%RH、85℃/85%RHなど、規格・仕様に応じて設定
- 保持時間:96時間、168時間、500時間、1000時間など
- 測定タイミング:試験前後、または一定時間ごとの中間測定
- 判定基準:絶縁抵抗値、外観変化、機械的特性の許容範囲
目的
- 高温高湿環境での長期信頼性評価
- 絶縁材・樹脂の吸湿劣化特性の確認
- 表面処理(メッキ・コーティング)の耐湿性検証
- 製品寿命の推定と信頼性確認
恒温恒湿試験の対象となる製品・部材
- コネクタ・端子(メッキ・コーティング部材含む)
- 電子部品・基板実装品
- 樹脂材料・絶縁部材
- ワイヤーハーネス
- センサー・電装ユニット
ご依頼から試験実施までの流れ
- お問い合わせ・ヒアリング
試験品仕様・試験条件・判定基準をご確認します。 - お見積り・試験計画提案
最適な試験方法と費用をご提示します。 - 試験実施
15年以上の実績を持つ専門スタッフが正確に実施します。 - レポート納品
測定データ・グラフ・写真を含む試験報告書を納品します。
料金体系
試験条件・時間・サンプル数によって異なります。詳細はお問い合わせください。
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よくある質問(FAQ)
Q. この試験の費用はいくらですか?
費用は試験温度・湿度条件、保持時間、サンプル数量によって異なります。詳細はお問い合わせフォームまたはお電話にてお気軽にご相談ください。
Q. 試験の所要時間はどのくらいですか?
保持時間(96時間〜1000時間等)によって異なります。長時間試験の場合は事前にスケジュールをご相談ください。
Q. どのような規格に対応していますか?
JIS規格をはじめ、IEC・MIL等の各種規格に対応しています。ご依頼時に対応規格をお知らせください。
Q. 試験結果はどのような形式で受け取れますか?
試験成績書(レポート)として発行いたします。必要に応じてPDFまたは紙での納品が可能です。
Q. 依頼方法を教えてください。
当サイトのお問い合わせフォームまたはお電話(平日9:00〜17:00)にてご相談ください。サンプル送付先や詳細な試験条件についてご案内いたします。
Q. 恒温恒湿試験とPCT(プレッシャークッカー試験)はどう違いますか?
恒温恒湿試験は大気圧下で温度・湿度を一定に保持する試験であるのに対し、PCTは加圧した高温高湿環境でより短時間に厳しい加速評価を行う試験です。評価したい劣化モードや規格要求に応じて使い分けます。
Q. 試験条件は自由に設定できますか?
はい、温度・湿度・保持時間はお客様のご要望や規格に応じて柔軟に設定可能です。IEC 60068-2-78やJASO規格等の標準条件のほか、独自条件でのご依頼にも対応いたします。
